第51回安達文化祭

2018年11月2日(金)~4日(日)名簿順、順不動

今回の文化祭は静かな文化祭です。

歌舞、音曲は来春になります。(文化ホール、耐震工事中)

開会式は私は子守で出られません。

文化祭では各種団体が出展しますが俳句関係は

一つのブロックに区切られております。

フォト575二本松の展示はパネル6枚

例年通り各自二点としました。

下川崎共盛連

十五夜俳句会

一番会員の多い十五夜俳句会はパネル8枚使いました。

次の会員の展示は名簿順に並べました。


桜咲くほんとの空の安達太良嶺(さくらさくほんとのそらのあだたらね)
 かつに 安斉克仁


秋深し池の底まで燃えている(あきちかしいけのそこまで燃えている)
かつに 安斉克仁


天高くコキアも祝うウエディング(てんたかくここあもいわううえでぃんぐ)
  てつ 官野 哲



秋刀魚焼きビフォーアーアフター舌鼓(さんまやきびふぉあーあふたーしたづつみ)
    てつ 官野 哲


今日を生き永らえてこそ新酒挙ぐ(きょうをいきながらえてこそしんしゅあぐ)
泉英 菅野栄宣


秋の暮見紛うはずは妻の顔(あきのくれみまごうはずはつまのかお)
   泉英 菅野栄宣


スマホやめ恋文投函丸ポスト(すまほやめこいぶみとうかんマルポスト)
すみお 久木澄雄


一瞬の間合い見極め剣一閃(いっしゅんのまあいみきわめけんいっせん)
すみお  久木澄雄


雲海や呼べば答ふる富士と日と(うんかいやよべばこたふるふじとひと)
栄  丹野 栄


気がかりの晴れて贔屓の秋公演(きがかりのはれてひいきのあきこうえん)
栄  丹野 栄


秋帽子被りて吾子のすまし顔(あきぼうしかぶりてあこのすましがお)
ゆり  野里ゆり子


落椿泡たて遊ぶ幼き日(おちつばきあわたてあそぶおさなきひ)
ゆり  野里ゆり子


赤い靴よちよち歩き曼珠沙華(あかいくつよちよちあるきまんじゅしゃげ)
安のり  野里安のり


田草取お礼をかねて鴨一家(たぐさとりおれいをかねてかもいっか)
安のり 野里安のり


バラの香やマリー・アントワネットの香(ばらのかやまりーあんとわねっとのか)
幸道 花房幸道


野にあそべ鬱鬱鬱をぶっ飛ばせ(のにあそべうつうつうつをぶっとばせ)
幸道  花房幸道


大夕焼けせがら舵とる帰り船(おおゆうやけせがらかじとるかえりぶね)
    ふみお 古山文雄


  咲くも良し散るも又良し花の宴(さくもよしちるもまたよしはなのえん)
   ふみお 古山文雄
 


桜もみじ天守台より始まりぬ(さくらもみじてんしゅだいよりはじまりぬ)
  としゑ 遊佐寿恵  

  
ア・カペラの秋の余韻や若葉風(あかぺらのあきのよいんやわかばかぜ)
としゑ 遊佐寿恵


諳んじるじゅげむじゅげむや葛の花(そらんじるじゅげむじゅげむやくずのはな)
三一子 渡辺三一子


飛鳥より続く改元月渡る(あすかよりつづくかいげんつきわたる)
   三一子 渡辺三一子

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